【ホラゲ】Murder House【レビュー】
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
どうもうさなめです。
夏と言えば、海に花火にお祭りに…そしてやっぱり「ホラー」も風物詩ですね!
そんな訳で私は「ホラー」というジャンルが苦手な方でして
ホラー映画は怖い雰囲気を感じたら目を瞑る、ホラーゲームは人がプレイしてるのを見ていたい派なんですが
夏は人を大胆にさせるようで、何をとち狂ったのか「自分でホラーゲームをプレイしよう!」という気持ちにさせられたようです。
「Murder House」
買いました。
Steam版で、お値段1,220円。
初代PSのバイオハザードやサイレントヒルの様な、荒めのグラフィックのホラーゲームです。
カメラ視点は一人称と三人称の2種類で、好きなモードを選べます。
私は一人称視点だとすぐにゲーム酔いしてしまうので、三人称視点で進めましたが
三人称視点のカメラワークの悪さったらないです。恐らくワザと。
カメラワークの悪さが過ぎるので、三人称視点でもゲームのやり始めは酔いました。キツい。
後は画面に何種類かのフィルターがかかる設定とかもありましたが、フィルターかけると視界不良過ぎてお話にならないので基本はOFF。
Steam版は日本語対応していないので、全文英語です。
私は英語力皆無なので、基本的にGoogleの翻訳カメラで翻訳して進めてましたが
翻訳機能特有の頓珍漢翻訳が炸裂していて、ストーリーは全体の70%くらいしか理解できませんでした。まぁ雰囲気で伝わります。
ちなみにNintendo Switch版では「殺しの館」というタイトルで、日本語訳版が出ているそうなので
ちゃんとストーリー理解したい人はSwitch版の方が良いかもしれないですね。
Switch版は殺人描写にモザイクかかってるみたいです。Steam版はノーモザイクで丸見えなのでオススメです。
操作方法はバイオハザードにありがちなラジコン操作なので、慣れるまでは少し大変ですが
私は比較的操作に慣れなかったので大事な局面ではよくゲームオーバーになりました。
ストーリー理解度70%としては
「殺人イースターうさぎの住んでいた家にテレビ番組の撮影をしに来た人達が次々と殺人イースターうさぎに殺される」
みたいな感じでしょうか。理解度70%感ありますね。
理解度100%の方いたらコメントで教えてほしいです、切実に。
クロックタワーみたいに逃げて隠れてアイテムを集めて進めていくゲーム性です。基本的にはイースターうさぎに抵抗は出来ません。
「基本的」には。(詳しくは後述)
また「プロローグ」と「本編」とあり、プロローグではジャスティン君という男の子を操作し
「本編」ではエマという女子大生(恐らく)を操作します。
エマは足を怪我しているせいで、ダッシュするのにスタミナという制限がかかっている状態なので
ずっと走り続けることが出来ませんが、スタミナ切れて走れなくなったということもなかったので気にしなくていいかなと。
☆良かったポイント☆
・イースターうさぎの出現がランダム
ここは面白ポイントだと思います。
クロックタワーみたいに決まった場所で出てくる場面もあるっちゃありますが、基本的にランダムで出現するのでプレイ中は気が抜けないです。
・イースターうさぎの足音やドアの開閉音が聞こえる
これは個人的な面白ポイントでした。
私はビビりなので足音などが聞こえるとすぐ隠れてましたが、足音とか聞こえなくてもイースターうさぎはいきなり出てきて簡単に裏切ります。
・キャラクターの顔が面白い
独特な顔面が多いので楽しめると思います。
★悪かったポイント★
・操作性の悪さ
ラジコン操作に慣れればやれる。
・カメラワークの悪さ
ワザとなのは分かるがあまりにも悪過ぎる場面多々あり。
・セーブに必要な鉛筆の少なさ
細かくセーブしておきたい派にすると心許ない少なさ。入手数が少ない。
・イースターうさぎの足の速さ
シザーマンですらそんなに速くない。骨折してほしい。
・殺される瞬間隠れポイントに入ると起こるバグ(進行に影響はない)
特に影響はないものの殺される瞬間に隠れスポットに入ると、画面は隠れた状態で音声だけが死ぬ時のボイスとSE音が流れる。バグ。
・アイテムチェックの画面転換直後に背後からイースターうさぎに奇襲される
アイテムチェックして画面転換直後、何故か真後ろにイースターうさぎがいて一発ダメージを喰らっていた。
完全にガー不だし回避不能。理不尽極まりない。
・イースターうさぎのしつこさ
足も速いのに比較的しつこく追いかけてきてる気がする。
画面上でイースターうさぎの姿も見えてないから隠れポイントに入った瞬間、真後ろにいて隠れポイントから引きずり出されるなど。
・途中で手に入る武器「火かき棒」の弱さ
イースターうさぎに抵抗出来るであろう火かき棒、通称「火かきボルグ」(命名もりゅーさん)。
イースターうさぎと対峙した時に火かきボルグを振り回してスタンさせるものかと思いきや
振り回した所でイースターうさぎが一瞬ピクっとするだけでなんの足止めにもならないゴミアイテム。雑魚。
※途中で手に入るバール、通称「エクスカリバール」もあるが、こちらは使い切りアイテム。
こちらも命名はもりゅーさん。
・エンディングのスタッフロール後に流れるスペシャルサンクスが無限ループ
Steam版ではESCキーを押さない限り、一生流れ続けるスペシャルサンクス。あまりにも不親切。
悪かったポイントの方が圧倒的に多い気もしますが、まぁ見てるだけなら面白いのかなというゲームです。
買ってまでプレイする価値を問われるとなんとも言えないラインですが、ホラーゲームが苦手な私にはランダム出現はかなり効果的面でした。
怖すぎて最後の方は夫に代理プレイさせてゲームをクリアしたので、逃げ回って追いかけられる怖さは大きいと思います。
そしてエンディングでは、プレイヤーの解釈次第的な少しもや…っとした終わり方をしますが
まぁそこはホラーゲームで良くある終わり方だし、こういうことかな?ああいうことかな?と考えるのがまた面白かったりもします。
個人的評価は★★★☆☆
クロックタワーの様に追いかけられる恐怖心は得られるので、クロックタワー好きな私的には星3ですかね。
ゲーム自体のボリュームとしては、お値段くらいかなぁという感じです。
このアイテムはどこで使うのかとか、次はどこに行くかの部分では少し探索が分かりづらいかもしれません。
ストーリーも終わり際は一瞬「???」となりがちで呆気に取られますが、これも制作側の狙いなんだろうなぁと思います。
以上でSteam版「Murder House」のレビューを終わります。
クリアしてから色々な気持ちと感想が溢れに溢れて抑え切れなかったので、ブログに書き殴ってスッキリしました。
誰かのお役に立てると幸いです、それではうさなめでした。
以下ネタバレありの書き殴り。
後半でピストルが手に入れられて、更に進むとショットガンも手に入る。
しかし最後の最後でイースターうさぎもとい、カメラマンのトムとバトルが始まり、トムに銃弾をブチ込みヤるかヤられるかのタイマン展開に。
ショットガン4発、ピストル8発くらいブチ込んでようやっとトムは倒れるものの
着ぐるみの中に防弾チョッキ仕込んでるんか?という程恐ろしく頑丈過ぎる。
しかも倒れた後もまた普通に起きあがってるしでトムはもしかしたらフェニックスなのかもしれない…。
…と思うも、実は全部撮影でした〜☆っていうオチなので
まぁフィクションなら銃弾ブチ込まれてもまぁ頑丈だわよねという感じ。
撮影でしたオチは本当に驚くほど呆気に取られた。
ほんでその後、エマの車中シーンで車のラゲッジスペースにイースターうさぎが寝転がっていたけど
あれは2日前にいなくなったニックが中に入っているのか、エマが殺人鬼でイースターうさぎセットを積んでいるのか
それともエマを殺すためにイースターうさぎが車に乗り込んでいたのか…と、色々考察が捗るシーン。
でも撮影が終わってから、「この家で殺人があったのは本当」ってエマ自身が言ってるのが妙に引っかかる。
もやっとさせられたまま終わってしまったので、エンディングの本当の意味が知りたくて知りたくて仕方ない。
エンディングについて考察してる方いたら教えてください!!